わたしたちは職場や学校、そして家庭の中でも、日常的に様々な刺激にさらされ、心や身体に歪み、重圧、緊張を感じながら生きています。ストレスといわれるそれらの刺激をうまく受け止められない時、心身（カラダとココロ）は、さまざまな反応を示します。
　例えば、喫煙や飲酒量の増加といった行動上の変化、あるいは頭痛や胃痛、肩凝り、吹き出物といった身体症状、さらにはうつ・不安といった精神症状となって現れます。
　ストレス外来では、ストレスによる行動上の変化や症状に対して、心身のバランスを取り戻し、ストレスに強くなるお手伝いをいたします。精神療法と共に必要であれば最低限のお薬を併用し、ストレス症状の緩和を目指していきます。

ストレス外来で扱う主な疾患

• うつ状態、うつ病
• パニック障害、全般性不安障害
• 各種神経症（不安神経症、強迫神経症など）
• 不眠症
• その他ストレス関連障害など

ストレスが原因である疾患の症状例

• イライラすることが多い
• 寝つきが悪い、朝早く目覚めてしまう
• 人ごみで動悸がする、息苦しさを感じる
• いつも不安な感じがする
• 肩凝りや目まいがしたり、便秘（下痢）が続く
• 朝方特に気分が悪く、会社に行きたくない
• 電車に乗れない
• 何をするのも面倒で無力感がある